クリムト展 やっぱクリムトはすごいな
先日のことですが上野で開催されているクリムト展に行ってきました。クリムトの作品は学生時代から好きでしたがそれ程詳しく深掘りしてる訳ではない中、ただ見たいという思いで行きました。そんな事前の見聞もない中訪れた展示で一番衝撃だったのがベートーヴェン・フリーズの壁画の複製の展示でした。頭上を囲むような壁に描かれた妖艶でエロスと不思議さを伴う力強さに圧倒されました。恥ずかしながらこの絵の存在を知らなかったのですが今回知れて良かったです。
公開時この絵は現地ウィーンで非常に不評だったそうで、この後クリムトはウィーンの公の依頼は受けなくなったとのこと。その時代の価値観にはそぐわなかったのでしょうね。価値観、評価の軸というのは確かなものはなく変化するもんですね。ときどき「すごく綺麗」と言って絵を喜んで見られてる人を見受けますが、私は「綺麗」な絵って好きではないです。
このベートーヴェン・フリーズは今度は複製ではなく原画を見たいですね。ウィーンに行けば見られるようです。
今日のランチはオムライス。自分で作りました。大好物で昨日から無性に食べたくなって作っちゃいました。糖質多いからあまり良くないんだけど。。。
ではでは。