オランダの春。それはチューリップ? いやいや食べるもの。 それは?
春である。まだ来週は寒くなるとのことだが、だいぶ暖かくなってきた。春になると色んな食材が出てくる。
ヨーロッパ、オランダでも春になると楽しめる食材がある。それはホワイトアスパラガス。暖かくなると八百屋の店頭に太いのが束になって売り出される。旬は4月。日本ではホワイトアスパラガスは、缶詰とかのヘナヘナしてまずいものというイメージがあって、毛嫌いする人がいるが、実は美味しい。緑のと違いコクはないのだが、独特の甘みがある。茹でたての穂先が特に旨い。茹でてから時間が経つと甘味が格段に落ちるので絶対茹でたてを食べるべきだ。
都内のスーパーで香川県産の太いのを見つけたので買った。アスパラガスというと北海道が有名だが香川県はホワイトアスパラガスに力を入れているようで、何回か買ったが美味しかった。今回も茹でてみたが、穂先が甘~くて美味しかった。
ムール貝もスーパーで見つけたので買った。ムール貝というとベルギーが有名だが、実は生産はオランダで行われているというのはご存じだろうか? オランダの海で養殖されたものがベルギーに輸出されている。オランダでも非常にポピュラーで、スーパーでは大きなパック詰めが安価で売られていて、白ワイン蒸しにすると旨い。
材料(2人前):
・ムール貝:15個~20個程
・ニンニク:2片
・パセリ:0.5束
・人参 0.5本 輪切り
・ネギの青いところ 2本分 3㎝位の長さに切る
・セロリ 0.5本 輪切り
・白ワイン 200㏄
・水 200㏄
・バター 小さじ1位
作り方:
・バターを鍋で熱しニンニクを入れて香りが出るまで炒める
・他の野菜を加え炒める
・ムール貝を加え、白ワイン、水を加え蓋をして蒸し煮する
・3分位して貝が開いたら出来上がり
貝殻2枚で他の貝を挟んで持ち上げたり、貝殻をスプーン代わりにしてスープを飲むのがベルギー流。
残ったスープでリゾットを作るとまた美味しい。
ではでは。