NHK 井上陽水さんの番組面白かったなあ。
12月27日 金曜日の夜に放送されたNHKの井上陽水さんの特集「陽水の50年~5人の表現者が語る井上陽水~」は面白かったです。
陽水さんが一人でインタビューに答えるのと他の5人のアーティストもそれぞれ別々にインタビューに答え、合間に代表曲の演奏という形式でした。
アーティスト5人というのが松任谷由実、玉置浩二、奥田民生、リリー・フランキー、宇多田ヒカルという凄い顔ぶれ。私の好きなアーティスト達です。色んな背景、経緯を交えながらそれぞれの個性的想いがインタビューに溢れていて面白かったです。
陽水さんが「映画を2時間も観られないんだよね」「だから私の演奏、ライブも小皿料理のように小さくして手短に終えたらどうかと思って」「この前も外国人アーティストのライブを4曲位聴いたら、もう分かったと思って出ちゃった」「そしたら奥さん(石川セリさん)も付いて来ちゃった。後から来いって言ったのに。」と半分冗談のように語るのが可笑しかったです。
私は、のめり込む程では無かったですがそのときどきで陽水さんの曲をよく聴いてました。最初の出会いは「夢の中へ」だったと思います。中学生位のときでした。その歌詞の世界が面白かったです。
大分後にになって「傘がない」を聴いてすげえなと思いました。大学生時代はよくライブアルバムとかを聴いていました。
陽水さんの世代は私より10歳位上の世代でここでインタビューに答えた松任谷由実さんや他にも忌野清志郎さん、村上春樹さん、萩尾望都さんなどが同世代で、私が敬愛するアーティストが多いです。この番組で松任谷由実さんが言っていたようにこの世代は学生運動を経てその失敗の後の高度成長期にどう感じどう生き、どう表現したかがアーティストの立ち位置だったのだと思います。
私なんかの世代は学生運動は知らずにのほほんと高度成長とバブル崩壊を経験するので、まあ呑気といえば呑気です。
最近はトリビュートアルバムもよく聴いてます。最近出たのと20年くらい前のと新旧ありますね。これらも凄い顔ぶれです。
陽水さんのユニークな世界を引き続き楽しみたいですね。
居酒屋で煮豆腐と唐揚げ定食ランチ。
ではでは。