映画 リアリティを見て筒井康隆を思い出した

「リアリティー」という映画を観ました。2012年公開のイタリア, フランス映画です。監督はマッテオ・ガローネで、ナポリの魚屋の主人公がビッグブラザーというテレビ番組のオーディションに出て、テレビに出て有名人になるという妄想に駆られて夢と現実の境がなくなるって内容で、イタリアの生活感なんかも絡んで面白かったのですが、観ながら筒井康隆の「おれに関する噂」という小説を思い出しちゃいました。

この小説は普通のサラリーマンが突然週刊誌やテレビに取り上げられて騒がれるというドタバタ小説なのですが、素朴な現実生活とマスメディアの虚構という対比が映画「リアリティー」にも通じるなって感じたのです。位置付けやストーリーは全然違うけど。

小説は1974年の作品とのことで、もう45年も前なんですねえ。 学生時代に筒井康隆の小説は読みまくっていたのですが改めて偉大な作家だと思いました。

今日のランチはココイチのカレー。パリパリチキンにホウレン草。 月に２、3回来ちゃいます。

ではでは。